シナプスの笑い Vol.34

シナプスの笑い Vol.34

¥815

特集では、社会から見えないまま長期化・高齢化の進む「ひきこもり」をテーマに、脱出への手掛かりを考えます。
イタリア地域精神医療連載の後編は、ウッフェのイタリア全国大会への参加レポートです。
座談会では、友人が調子を崩しそうなときのより良い対応の仕方について語り合います。

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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価 (本体741円+税)
ISBN 978-4-904380-72-7 C0093
2018年2月20日発行

年間定期購読はこちらから
https://lagunajapan.official.ec/items/38597142

内 容

ひきこもりからの脱出
閉塞感が漂い生きづらさを感じる現代、対人関係に苦しんだり精神疾患を患ったりしてひきこもりに陥る人が増えている。ひきこもり経験者の体験や支援機関への取材を通じて、ひきこもりから脱出する手掛かりを探る。

連載:地域へひろがる精神医療と保健福祉 イタリア地域精神医療 後編
ウッフェ全国大会「再発見される言葉たち」に参加して
地域における精神医療を推進する世界の先進地イタリア訪問取材の後編。精神疾患の経験がある当事者やその家族が患者を支援する「UFE(ウッフェ)」のイタリア全土の大会『再発見される言葉たち』にビデオとスカイプで参加したときの様子をレポート。

探究:統合失調症とはどんな病気か ― 中井久夫を患者の視点から読み解く 第九回
暮らしの中の友人
統合失調症の患者たちが中井久夫先生の著作をともに読み、患者の視点から考える。今回は友人との関係やプライベートでの行動範囲の広がりについて、自らの体験から考察する。

座談会:友人が入院しそうなとき
友人が調子を崩し、入院のおそれがあるのはどのようなときか。そのときはどんな声掛けをしたらいいのか、より良い対応の仕方を語り合う。

特別連載:統合失調症で見逃されやすい症状 後編
医療者や周囲の人が気を付けるべき、見逃されやすい症状を取り上げた後編。身体的な特徴から患者が訴える心の感覚まで、日頃受け止められにくい小さな症状を解説。

連載:『マインド・マターズ Mind Matters』の紹介
当事者が翻訳するシリーズ第21回。マインド・マターズとは、オーストラリアで実施されている包括的な「学校精神保健プログラム」である。
今回は「人生のための教育」より、「教育課程における自殺問題に取り組むこと」「友達の自殺問題について」を特集。

連載:小説 「松田家の人々」 第7話
親の策略で嫁に行くも、夫に幻滅し精神的におかしくなって実家に戻ったマリ。兄弟姉妹それぞれに人生模様を織りなすなか、三女チズが突然の事故で世を去り、二人の遺児の処遇が親族間で話し合われる。

連載:小説 「ぬいぐるみふぁーざー」 第9話
目が覚めたらぬいぐるみになっていた男、北川雅俊。娘の恵梨は同級生の悠真とともに、学校でいじめに遭っていた。雅俊と義妹香苗、悠真の母親で雅俊の友人でもある美香子は直接学校に乗り込む。

福祉就労事業所紹介:就労移行支援事業所 ゴシキワーク

連載:漢字の語源から精神文化を探る
「白川文字学」を継承する第一人者・山本史也氏が、漢字に刻み込まれた精神世界を解き明かす。今回は気分の「気」について。

投稿作品解説

投稿 俳句:「秋の詩」 詩:「初春」
秋の自然の情緒・味覚の豊かさや家族との交流を短い言葉に綴った一連の俳句と、生命力に満ち溢れた桜の花を謳いあげた一編の詩の対比が、コントラストを紡ぎだす。

投稿 小説:「狂った季節」
突然精神疾患を患い、妄想と現実の境があいまいなまま社会生活を送る主人公。
妄想は肥大化していき、とうとう保護入院となるが、夢想的な結末は果たして妄想が導いた幻覚なのか。

目 次

特集
ひきこもりからの脱出
体験談 私のひきこもりからの脱出
インタビュー
鹿児島県精神保健福祉センター
NPO法人こどもサポート鹿児島
かごしま若者サポートステーション
ひきこもり「家族の会」ルポ

特集
地域へひろがる精神医療と保健福祉
イタリア地域精神医療 後編
ウッフェ全国大会「再発見される言葉たち」に参加して

連載
探究 ― 統合失調症とはどんな病気か? 第九回
中井久夫を患者の視点から読み解く
暮らしの中の友人

座談会
友人が入院しそうなとき

特別連載
統合失調症で見逃されやすい症状 後編 工藤潤一郎

連載
マインド・マターズ Mind Mattersの紹介 第二十一回
人生のための教育