障害者雇用で幸せになる方法 もにす認定5社の企業戦略
障害の有無にかかわらず「ともにすすむ」未来のために
ダイバーシティ経営をすすめるためのヒントが満載。
「法定雇用率が気になるけど、小規模な我が社では難しい」と、障害者雇用を先送りしていませんか。
本書では、いち早く障害者雇用に取り組んできた5社の多様な実例を紹介。
さらに、中小企業向けの認定制度である「もにす認定」について、成り立ちや意義、申請方法などを解説します。
多様性に富む職場づくりをすすめるためのヒントが満載です。
砂長 美ん(すななが びん)監修
四六判 216ページ
定価2,200円(本体2,000円+税)
ISBN 978-4-910372-34-1 C0034
2023年11月20日発行
「もにす認定制度」とは
「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度」の略称。中小企業における障害者雇用の取り組みを広げようと、2020年4月にスタート。
申請して基準に達していれば厚生労働大臣から認定が受けられる。
2023年6月末までに全国で307事業主が認定を取得。広報や融資などの面でのメリットもあり、取得事業主が増え続けている。
目次より
1章 「もにす認定制度」が目指す未来像
制度を立ち上げた厚生労働省担当者(当時)が語る、意義と展望
2章 もにすな仲間たち〜認定取得5社の企業戦略〜
1人でも100人超でもできる、本気の障害者雇用
・ダンウェイ株式会社(神奈川県)
・株式会社ワイズ・インフィニティ(東京都)
・有限会社奥進システム(大阪府)
・有限会社ローズリー資源(青森県)
・ビーアシスト株式会社(神奈川県)
3章 「もにす認定制度」がわかる! ガイド
認定を受けたい事業主必読の丁寧な解説
資料 「もにす認定制度」チェックリスト/「もにす認定」事業主一覧
坂本光司氏(人を大切にする経営学会会長 )推薦!
「真の強者は弱者に優しい。もにす認定制度が世の当たり前となったなら、この国は真に障害者に優しい国になるでしょう」
はじめにより
「雇用条件があまり恵まれない障害を持つ人たちにとって、安心して能力を発揮できる職場がどれだけ重要か。障害者が企業の戦力、休まれると困る人になり、長期的に企業に貢献してくれる人材となれば、お客様、雇用主、本人 三方良しの関係が築ける。そんな実践をしている五社のことを伝えたい」──監修者・砂長美ん
監修者紹介
砂長 美ん(すななが びん)
一般社団法人ありがとうショップ代表理事。ぜんち共済株式会社宣伝顧問、一般社団法人TED工賃向上担当、中小企業家同友会会員、ハートフォーアートプロジェクト広報担当。とっても前向きな発達障害当事者(LD、ディスレクシア・読み書き障害)。