【好評予約受付中】アオテアロア
「生きたい、自分らしく。」
不幸ではないけれど、幸せと感じたこともなかった、高校生の真名和(まなわ)北斗(ほくと)。
入学後はひとり暮らしを始めるが、育ててくれた祖父や、学校へ行かない弟のことも、どこかで気にかけていた。
そんな北斗は、幼い頃に聞いた「アオテアロアへ帰れ」という言葉に導かれ、短期留学に参加。そこで暮らす人々や、大切に守り継がれる伝統、のびやかな自然、いくつもの出会いが彼に少しずつ変化をもたらして――。
屋久島とニュージーランドの豊かな風景を舞台に、「本当の自分って?」と揺れる十代の心をあたたかく描く、「自分の魂に還る旅」の物語。
発送予定:2026年11月10日 〜 2026年11月13日
著・佐藤佳志子
ISBN 978-4-910372-61-7 C0093
定価1,980円(本体1,800円+税)
2026年11月10日刊行
「アオテアロア」とは
〝アオテアロア〟は、ニュージーランドの先住民族マオリの言語で、ニュージーランド全体を指す言葉。
「マオリ語で、アオは雲、テアは白い、ロアは長いという意味。つまり、アオテアロアは、『長く白い雲のたなびく地』ということね」(本文59ページ)
著者あとがきより
自分を生きたい、自分になりたいと願う方々へ――
十年ほど前に出会ったギリシャの文学者が、魂は鳥のようなものだと教えてくれました。魂は本来翼を広げて自由に飛ぶものなのでしょうが、現実には体に閉じ込められています。そして私たちはままならない環境の中を生きています。それでも、魂がその翼を広げ、体と共に自由になっていけたとしたら、私たちは本当の生きる喜びに出会えるのではないでしょうか。
自分らしくありたい、自分を生きたい、自分になりたいと願う方々の心に、この物語が届くことを心より願っています。
(本書「あとがき」より抜粋)
著者紹介
1966 年長崎県佐世保市生まれ。熊本大学教育学部心理学科卒業。産業カウンセラー。公認心理師。ゲシュタルト療法セラピスト。熊本県の公立小学校教員を経て、1997 年に家族とともに鹿児島県の屋久島へ移住。1999 年より自坊(お寺)にて子ども文庫を主宰(現在は閉庫)。2002 年にカウンセリングの世界に足を踏み入れ、現在は、種子島・屋久島の精神科病院、市や町の相談室に勤務するほか、熊本県・市のスクールカウンセラーとしても従事しており、月に一度の移動を続けている。著作に『サクララン』(ラグーナ出版)がある。夫・佐藤明了氏の著作である絵本『あおぞらの木』(ラグーナ出版)の挿絵を担当。
関連書籍
好評既刊『サクララン』